Windows環境でBitbucketとSourceTreeの導入(フェッチとプルの使い方)

前回の記事では、コミット・プッシュの使い方を書いたと思います。

自分が変更した内容を[コミット]して、プッシュする事でリモート先も変更する事が出来ました。

今日は、自分以外の人が変更していた場合、その変更内容を自分のパソコン内のデータも変更する方法を書いていきます。

フェッチ

フェッチとは、リモート先の最新状態を取得する事です。取得するだけで、まだ自分のパソコンはその状態にはなりません。

 

今回は、自分以外の誰かがデータを変更したという設定で話を進めていきます。みなさんが同じ作業をしても、変化はないと思います。

SourceTree_42_1

赤枠で囲んだ、フェッチをクリックします。

フェッチすると、リモート先の情報を取得します。取得して、変更点があると、次のように表示がされます。

SourceTree_43

 

リモートブランチのところに1つ項目が増えました。

それが変更されている内容です。

original/master がリモート先の状態です。

そして、masterが自分の状態です。今だと、一番上が[original/master]でその1つ下が[master]になっています。

また、上のところで[プル]に 1 と数字が出てきました。これは、自分の状態[master]から、リモート先[original/master]までの数を表しています。

なので、ここが2なら、自分の状態から2回の変更があったという事になります。

プル

プルとは、自分の状態をリモート先の状態と同じにする事です。プルをして、はじめて自分のパソコン内のデータも書き換わります。

では、プルをクリックしてみましょう。

SourceTree_44

 

クリックすると、ウィンドウが出てきます。基本的に、何もいじらずにこのままOKで大丈夫です。

SourceTree_45_1

プルに成功すると、ブランチのところが[original/master]と[master]が同じ場所にあると思います。

これで、自分のデータもリモート先と同じになりました。

これで、プルでの作業も終わりです。

終わり

数回に分けて、SourceTreeとBitbucketの導入を書いていきました。

自分もまだ、使い始めたばかりでわからない事が多いです。

チェックアウトなどまだ使ったことがない昨日も多いです。

ただ、個人で開発をしていてもバージョン管理システムを入れておくととてもいいなと思いました。

まず、気軽に大きな変更も出来るという事です。変更をして、変更した箇所は動いても、後日違う部分は動かなかったと事などあるかもしれません。

そういう時でも、SourceTreeを使えばどこを消したのかすぐにわかります。また、動いていた状態に戻す事も簡単です。

2つ目に、どのパソコンでもソースを共有出来る事です。

普段は、家にあるデスクトップで開発をしているけれども、何かで実家に帰る事、会社のパソコンで開発をする事があるかもしれません。

そういう時にも、SourceTreeで管理をしているとすぐに自宅のデスクトップパソコンの中と同じ状態をすぐに再現する事が出来ます。

なので、少し手間がかかりますが、個人で開発をしている人もバージョン管理システムの導入をする事を強く進めます。

では、今回もこのあたりで。

また、SourceTreeの使い方の理解を深められたりその都度便利な使い方の記事を書いていこうと思うのでよろしくお願いします。

 

 

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