Unityで作ったアプリをケーブルでAndroid実機で動かす方法

Android

個人でUnityを使って作ったゲームを実機で動作するのかを試したい時ってありますよね。

apkファイルで出力して、それをAndroid端末に移動させてインストール・・・という流れだと時間がかかってしまって、なかなか開発が進みません。

今回は、そういった面倒くさい事をしなくてもパソコンにケーブルを繋いで実行するだけで実機で動作確認が出来る方法を書いていきます。

 

Android SDKの準備

apkファイルで出力が出来ている方は、もう入れていると思いますが一応書いておきます。

ここ(http://developer.android.com/sdk/index.html)にアクセスしてください。Android SDKがあるサイトです。

Unity09

 

(2015年3月1日 現在)

このサイトの下にある[SDK Tool Only]から自分にあったOSのパッケージを選んでダウンロードして解凍してください。

Unity10

UnityにSDKのパスを通す

SDKのパスを通さないと、何の意味もないです。

なので、UnityでAndroid SDKがある場所を指定してあげましょう。

Unity12[Edit]→[Preferences…]をクリックします。

Unity11

出できたウィンドウで、左の項目から[External Tools]をクリック。

そして、赤枠で囲まれた[Android SDK Location]項目をSDKが保存されている場所を指定します。

例えば[(省略)\android-sdk-windows]とかです。SDKそのものの場所を指定してください。

 Buildの設定

次は、Unity側のAndroidでのビルド設定をしていきましょう。

Unity02_1

[File]→[Build Setting]をクリックします。

Unity03_1

[Platform]から赤枠で囲まれた[Android]をクリックし、青枠で囲まれた[switch Platform]をクリックします。

これで、次からはAndroidアプリとしてビルドがされます。

そして、もう1つ設定が必要です。

Player Settingの編集

Unity03_2

赤緑枠で囲まれた[Player Setting]をクリックしてください。

Unityの[Inspector]タブの中が[Player Setting]に変わったと思います。

Unity07_1

真ん中あたりにある[Other Setting]タブの[Identification]にある赤枠で囲まれた[Bundle Identifier]の欄を変更します。

初期のままだと下の画像のようなエラーが出ます。

Unity13

なので、何でもいいので変更しましょう。

ただ、もししっかりとGooglePlayなので作ったものを配布する場合は、適当ではなくしっかりとした名前をつける事をオススメします。

例えば、自分の場合は、次のように設定しました。これでビルドが出来るようになります。

Unity08_1

実機での実行方法

Androidの実機をパソコンに繋いでいることを確認して、

Unity14

 

[File]→[Build & Ru]をクリック。

これで、ビルドされて実機に転送されると思います。

端末側の設定

Unity15

Androidのバージョンや端末によってある場所が変わると思いますが、開発オプションにある[USBデバッグ]のところにチェックを入れてください。

これをしていないと、Android端末にアプリがインストールされませんので、気をつけてください。

また、擬似ロケーションを許可にもチェックを入れた方がいいかもしれません。

 

これで、Unityから直接Android端末へアプリを転送出来たと思います。

これを使って、どんどん開発スピードをあげてみてください。

 

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